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執筆者の写真大橋美加

飢えている筈の鳶とぶ湖の秋  魅歌

”湖”は俳諧で”うみ”と読むことが常。”うみのあき”である。
松本『ブルドック』ライヴのあと、
由緒ある古民家『南涯館』に宿泊させていただき、酩酊!
それでも四句できた。
 
翌日は『野麦路』で甘さを抑えた絶妙なつゆと
細切りで食べやすい絶品田舎蕎麦をいただき、帰途へ。
 



我がパートナーと諏訪湖を眺める。
水辺は何故こんなに心が落ち着くのだろう。
 
静かな水。おとなしい水鳥。
低く旋回してくる鳶は此処には似つかわしくない。
 
ステージではいつもキラキラ光るアクセサリーを纏うが、
湖のきらめきには敵わないなあ・・・
 
さあ、我が町・中野へ帰ろう。
明日は哀しいお別れに行かねばならない・・・
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