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執筆者の写真大橋美加

底紅や老人異色漂わす 魅歌

医師より「リハビリ期間」と言われているため、無理せずに歩く。 秋の季語である花々が咲き始めている。


それでも、6000歩から8000歩、気づけば9000歩くらいは 歩けるようになってきた。 脹脛下部の引きつりもなくなり、 幼い頃に最愛の祖母が口にした ”日にち薬”という言葉をしみじみと反芻する。



これまで滅多に入らなかった

駅前商店街の老舗『三河屋』であさイチブランチ。 当店のちらし寿司は二段重で来る。 良いネタとおせち料理を併せたみたいな楽しい内容! ポン酒を一合頼むと、突き出しがサーヴィスで付く。 湯葉だったり、鰻肝焼きだったりと、なかなか。


午前11時の開店まもなく、

常連客でどんどん埋まってゆく店内。 うわあ、早く来て良かったというところだが、 我々より早く来て待っているご老人を既に二度みかけた。 長めの白髪と髭、かなり長身・痩身らしく、

面差しも彫りが深く異色を漂わせている。 ラフな服装(作務衣なのかな?)ゆえ、

毎日来店しているのかなあと想像。 日々開けている一店一店にドラマがあるんだろうなあ! 父親譲りの物書き魂が頭をもたげそう・・・


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