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執筆者の写真大橋美加

まだ剪らず眺めてをりし四葩かな 魅歌

紫陽花が美しい季節がやってきた。
俳諧では別称”四葩”(よひら)と詠むひとも多し。
昔ながらに花びらが四枚の紫陽花以外にも、
今ではたくさんの種類を愛でることが出来る。






”よひら”は唇に乗せると優雅な響き。
他にも”手鞠花””七変化”などなど、俳人たちが呼び倣ってきた。

我が家のささやかな前庭に
ばあちゃん(義母)が植えてくれた”墨田の花火”という名らしい
白いガクアジサイは今年は咲かなそうだが、
裏庭の手鞠咲きはひとつ、またひとつと咲いてきた。


今夜の雨に濡れ、明朝は彩が増すだろうか・・・
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