1984年 アメリカ映画
ジョン・カーペンター監督
『スターマン/愛・宇宙はるかに』(STARMAN)
本作は"女ごころ泣かせ"に徹したSFラヴ・ストーリーである点が憎めない。
SF映画はたくさん観てきたが、
細部が記憶に残るものはごく限られる。
所詮ファンタジーだと思って観るわけだから、
心の琴線に触れた部分だけが焼き付くのは仕方ないこと。
最愛の夫を亡くしたばかりのヒロインにカレン・アレン。 『レイダース/失われたアーク[聖櫃]』('81)で
世界中の映画ファンから認識されたあとの登場。
"スターマン"に扮するのはジェフ・ブリッジズ。
『地球に落ちてきた男』('76)で宇宙人に扮した デヴィッド・ボウイの端正なイメージとは両極とも言える、
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