1967年 アメリカ映画 テレンス・ヤング監督 (Wait Until Dark)
オードリー・ヘプバーンは、何といっても、大きな瞳にインパクトがある。 鼻の形や唇にそれほど魅力があるわけではなく、やはりあの瞳、 相手の心を貫くような大きく美しく、 力強い瞳が、今もってカリスマ性を失わないのだろう。
そんなオードリーが盲目の人妻に扮した本作は、 幼い頃にテレビ放映で何度も観た。 冷蔵庫に対する考え方が、しばらく変わったっけ(笑)。
オードリーの熱演も然りだが、 ”スクリーンの妖精”のセーター&コットンパンツ姿も満喫。 普段着でもカッコイイと証明されるのは、 本作と”イ”の項で紹介した『いつも2人で』(’67)くらいかな。 ともにオードリー37~38歳。
アラン・アーキンの不気味さの貢献度も絶大!
ゴキゲンなコメディ『リトル・ミス・サンシャイン』(2006)で
オスカー受賞以来、オジイチャン役にも定評がある変身ぶりには驚くばかり。
バイ・プレイヤー畏るべし。
ラスト15分は、何度観ても、わかりきっていても、こちらまで立ったり座ったりしてしまうよねえ!
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