1964年 フランス映画 ルネ・クレマン監督 (Les félins)
ルネ・クレマン&アラン・ドロンと言えば、 何といっても『太陽がいっぱい』(’60)! 子どもの頃、テレビ放映で何度観たことだろう。 あの大ヒット作から4年後に、クレマンがドロンを三度目に起用したのが本作。 ドロンの妖しい美しさがここでも炸裂、されど、女優陣も負けてはいない。
ドロンよりひとまわり近く年上であるローラ・オルブライトのバービー人形のような脚、 26歳のジェーン・フォンダの張りのあるバスト、そして、この二人の女の”ワル”ぶり!
モノクローム映像を占めるネオ・ゴシック調の邸は 忍者屋敷も真っ青の仕掛けだらけ。
注目すべきは、原題(Les félins)が示す、猫ちゃん! 空前の猫ブームが続くなか、 すっかり”癒し系”の役割が定着した猫ちゃんだが、 この時代は”ワル”のイメージがあったのよね。
善人の登場しない本作、悪女たちのお道具的な位置に、 タイトルの猫が居る。 おデブの猫ちゃんも、ラストに登場するふわふわした毛の仔猫も 超カワイくアヤシいぞ~! 映画ファンだけでなく、”Cat Person”たちもチェックして欲しいな。
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